新しいものをつくるにはやっぱり何かを徹底的に破壊しないといけない気がする。破壊するにはまずそのものを知らなければならない。それが何であるかがわかってようやくじゃあ壊すかとなる。壊し尽くしたあとには自由が残る。その自由をうまく使えば新しいものはつくれる。
壊したいものリストをつくって充実させたい。とりあえず2つ発表。
1.モダンデザイン:これはいま最も壊したいもののひとつ。コルビジェらが築き上げた人工的なデザイン。建築の世界の最先端は明らかに違う方向へと向かっている。しかし、世の中はモダンデザインで溢れかえっている。コンピュータの発展によってまっすぐな線を引くことは誰にでもできるようになったからだと思う。だからといってコンピュータを捨てるわけにはいかない。この道具を使っていかに有機的なデザインをつくるかが挑戦の場だ。
2.資本主義の精神:資本を増やすことばかりに専念して、消費のクリエイティブのかけらもないその精神を壊したい。だからといって宮廷社会のような消費のことばかり考えるのもよろしくない。やはり何を創造するかということになるだろう。何をつくるか、そのために何をつかうか、そのためにいくら必要か、そういうサイクルで考えてみたい。